2018年03月24日

良い嘘つきになろう

先日、定期健診で病院へ行った際の会話

医師「ナトリウムの血中濃度がすごい低いんだけど大丈夫? ってかよく自力で病院来れたね(真顔)」
真朱「マジすか……(確かにこのところ体調あまり良くなかったからなぁ。でもそんなに重症だったのか)」
医師「……あ、ごめーん検査の数値、いっこ上の項目と間違えて見てたわ。なんともなかったわ(笑顔)」
真朱「は?(真顔)」

言動に多少の脚色はありますが、このお話はノンフィクションです。

どうも
真朱麻呂です。

いきなりですが耳憑鬼はフィクション、つまり虚構です。
虚構の意味を手元にあります広辞苑という名の鈍器で調べますと

【虚構】
事実でないことを事実らしく仕組むこと。
また、その仕組んだもの。作りごと。フィクション。
「――の中の真実」

このように定義されています。
この「事実でないことを事実らしく仕組むこと」というのが設定とシナリオの肝心なところでして、良い設定と良いシナリオが揃った物語というのは、それが虚構だと初めからわかっていても人々の心を打ち震わせ、キャラクターたちは例え物語が終わりを迎えても多くの人達から愛され続けます。
いかに上手く虚構を構築できるか。
つまり、いかに上手に嘘をつけるかが重要になってきます。

では上手に嘘をつくためには何が必要か?
それはその分野の正しい知識です。
流行のフェイクニュースだってそうです。
記事の内容はほぼ100%嘘だったとしても、ニュースに出てくる人名や固有名詞や役職までデタラメだったら誰も信じませんよね?
物語を創るときもそれと同じです。
物語に説得力を持たせるには、最低限は押さえておかないといけない知識というやつがあるのです。
例えば超能力を出すなら超能力について、魔術をだすなら現実世界に存在する魔術について、ある程度は知っていないといけないという具合に。
当然、自分の頭の中にある知識だけでは限界があるので、そうなるとちょっと小難しい資料なんかも読む必要がでてきます。


ちなみに超能力も魔術も現実の世界で学術研究の対象として真面目に研究されてたります。
まぁ、どっちもニッチな分野ですけど!


閑話休題

嘘という言葉には、どうにもよろしくないマイナスなイメージが付きまといます。
確かに嘘を真実と誤認させて人を騙すのは悪いことです。
詐欺にしてもそうですし、誤情報による意図的な情報汚染なんかもそうです。
そういうものは人の生活や心を傷つけ社会を荒廃させます。

でも娯楽としての物語は、虚構であっても悪いものではありません。
むしろ人の生活や心を充実させ、社会を豊かにします。
そもそも虚構だと、嘘だと最初からわかった上で楽しんでもらうわけですから。
なので耳憑鬼という数多あるフィクションの中のひとつをつくる一員としてもっと上手な、良い嘘つきになりたいなと思っています。



Amazonで仕入れた大量の資料から目をそらしつつ……
posted by おもむろに at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 真朱麻呂
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